福岡県春日市の賃貸生活
※参照 http://www.dream-stage.net/c/kasugashi/
福岡県の中央部に位置する春日市で賃貸生活始める前に、ここは歴史的に非常に興味深いことを語らなくてはなりません。
福岡市に隣接している春日市は、福岡市の発展に伴ってベッドタウンとして都市化が進んできました。
人口の増加も著しく県内でも６番目に多い市となります。
春日市は早くから職員のアウトソーシングを進めており、人口１０００人あたりの職員数は全国の中でも最も少ないとされています。
実は春日市からは多数の遺跡が発掘されているのです。
古いものは１万年以上も前の旧石器時代の物まで出土されています。
特に弥生時代の遺跡は市内に多数存在し、それらは奴国(なこく なのくに)の中心であると考えられています。
奴国とは、１世紀から３世紀の間に中国後漢朝に書かれた歴史書である二十四史のひとつ後漢書や魏志倭人伝にあらわれてくる倭人の国を言います。
倭人とは遠い昔の日本人のことなんですね。
その時代の私たちの遠い祖先が作った物が、春日市で発掘、出土されているのです。
更に驚かされるのは、青銅器やガラス製品、鉄器を作った工房跡までもが発見されているというのです。
原料は他の国から取り入れなければいけないし、またかなり高度な技術も必要だったはずです。
はるか昔にそんな知恵や能力があったことには驚かされます。
そんなことからも春日市内にある、須玖永田遺跡(すくえいだいせき)や赤井手遺跡(あかいでいせき)などは非常に興味深いと思います。
春日市はそのような時代背景に加え、都市化も進んでおり、人口密度も福岡県内で最も高いとされています。
福岡県春日市に賃貸を利用して新生活を始めるということは、遠い昔と今を感じさせる、そんな不思議さが湧いてきそうです。